「その時の自分の気持ちのままやれた」と本作主演の升 毅さんが印象深い撮影を語る!!

公開まで1カ月を切った本作。

本作が映画『八重子のハミング』(2016)以来、約9年ぶりの主演作となる升毅さんのインタビューが到着しました!!

升さんには本作への印象、演じた善次との向き合い方、印象的なシーン、ロケ地である余市町についてなど、本作についてたっぷり語っていただきました!

1月13日(月祝)には公開を記念して、大阪・kino cinéma 心斎橋にて、舞台挨拶付き先行上映を開催!

チケット絶賛発売中です!!
https://kinocinema.jp/shinsaibashi/news/news-single/14

升さんが印象的だと語るシーンにご注目しながら、あたたかい家族の再生の物語と余市町の魅力がたっぷりと詰まった本作をぜひ劇場でご覧ください!!

〈インタビューの様子〉

主演・升毅は、本作が映画『八重子のハミング』(2016)以来、約9年ぶりの主演作となり、喧嘩別れのまま息子を亡くした父親役を演じる。

升は、本作について、「絵本の中の世界観があって、すごく子供の頃に経験したような、とってもあったかい空気感のある作品。自分の中に無くても、どこか共感できるような、その人間性のようなところに、すごく惹かれました」と印象を語り、頑固で不器用な善次を演じる上では、「いろんな感情を表情に出すのではなく、全部しまい込むということを基本としていたので、結果、笑顔がほとんどないということになったんだと思います。『この人はもうあまり笑えなくなっているんだろうな』と少し意識をしていました」と向き合い方を明かした。升が本作で特に印象的だったと明かしたのは、善次が、言葉少なながらにぽつりぽつりと気持ちを吐露しながら居酒屋から一人で夜道を歩くシーン。このシーンについては、渋谷監督からも撮影監督からも特に演出はなかったというが、「1本道を歩きながら、喋るだけでいいみたいなと思った。その時の本当に自分の気持ちのままで演じることができ、チャレンジというか、(監督とも)『長回しで1発でいこう』とお互いがそんな気持ちになれて撮ることができたシーンだったので、面白かったです」と撮影を振り返った。この帰り道のシーンは、画面からも善次の想いが滲み出るような印象深いシーンとなっている。

さらに、「本作は時間の限られた撮影でしたが、しっかりと地元の美味しいものや美味しいお酒をいただきました。町の皆さんがすごく協力体制が整えてくださっていて、地元の方々とも、撮影の合間合間で触れ合う時間もあったので、とても居心地のいい空間でした」と本作のロケ地・北海道の余市町についても振り返った。