日髙麻鈴さんが本作への想いを明らかに!!

本作に美晴役としてご出演された日髙麻鈴さんのインタビューが到着!!

物語の鍵を握る重要な役どころである美晴役へのこだわりや、田中美里さんとの共演について、たっぷりと語っていただきました!
共演者が絶賛する美晴はどのように生まれたのか!?
気になるインタビューの様子は以下をチェック!!

映画『美晴に傘を』は本日YEBISU GARDEN CINEMAほかにて公開!
1/25(土)YEBISU GARDEN CINEMAにて開催予定の舞台挨拶チケットは完売御礼!

ぜひ映画館でご覧ください。

〈インタビューの様子〉

この度、『美晴に傘を』で物語の鍵を握る美晴役を演じた新進気鋭の女優・日髙麻鈴のインタビューと、コロコロと表情の変わる美晴の場面写真が解禁。日髙は、美晴役のこだわりや撮影時を懐かしがりながら振り返った。

日髙が演じた“美晴”役は、映画のタイトルにもあるように、物語の鍵を握る非常に大きな役どころで、聴覚過敏のある自閉症を持ち、大きな音やどんな音が起きるかわからない新しい環境は苦手な少女だ。しかし、美晴は聞こえてくる色々な音を言葉に変えることができ、彼女を通じて善次、透子、そして美晴自身も自分自身の内なる声に耳を傾けるようになる。

そんな大役に挑んだ日髙麻鈴(21)は、「美晴は聴覚過敏のある自閉症という難しい役どころだったので、役作りしていく上で、たくさん研究をし、リハーサルの際も色々な試行錯誤を重ねて少しずつ作り上げていった役でした。身体的な面では、美晴っぽい歩き方・手の使い方・目線の置き方など、自分自身の中でこだわって演じた部分がたくさんあります。そして、美晴は聴覚過敏を持っているので、新しい環境ではヘッドホンをつけて過ごしたりもするのですが、『美晴が聴いている世界の音はどんなものなのだろう』と思い、実際に撮影までの間ヘッドホンをつけて過ごしてみたりもしました」と美晴役へのこだわりと役作りについてを語った。本作の撮影は北海道の余市町で行われたのだが、「海の潮風と緑豊かな山々があり、住んでいる方々もものすごく優しくてのんびりと温かくて、そういった余市の空気が役に入りやすい環境でした。また戻りたくなるような素敵な街で、のびのびと撮影させていただきました」と、撮影地も役作りに大きく影響を与えたことも明かした。

美晴は、今までの世界から一歩でも外に踏み出したいと願っているのだが、母親の透子は美晴のことが心配でつい過保護になってしまう。そんな透子役の田中美里との共演については、「撮影期間中は田中さんが本当の自分の母親と感じるくらい、ものすごく甘えさせていただきました。とても可憐で優しくてふんわりとした田中さんと毎日一緒に過ごしたのですが、『こんな大人な女性になりたいな』と思うような、本当に素敵な方でした」と振り返り、田中へ憧れを口にした。

現在は21歳になった日髙だが、本作の撮影当時は19歳。本作は、美晴の紡ぐ“言葉”や美晴の行動によって、登場人物たちがさまざまなことを乗り越えていくのだが、作品にちなんで日髙が大切にしている言葉も明かしてくれた。「20代に突入して大人になって、社会に出て色々な経験をするようになり思い悩むこともたくさんあったのですが、友人のお母さんが贈ってくれた『真剣になることは一番大切だけど、でも深刻になっちゃいけないよ』という言葉です。思い出すと少し心が軽やかな気持ちになります」と、自身の胸の中にいつも留めているのだという。言葉が紡ぐ温かな家族再生の物語、映画『美晴に傘を』は、いよいよ本日公開だ!